休日のみんな
|
- 2015/05/31(Sun) -
|
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://odjinn.blog69.fc2.com/tb.php/976-4df76a96 |
| メイン |
|
Author: odjinn
ヨーロッパ人とひとくくりにしがちだが、本来は、各国それぞれ国民性に特質がある.スウェーデン人は、日本人には理解しやすい点も多いが、いまだに十分な国民性紹介がなされていない民族である.単なる 「社会制度」 の裏にある、彼らに独特なメンタリティを点描する.筆者は 『スウェーデン人 ── 我々は、いかに、また、なぜ』 の翻訳者.
* * * * * *
一人間が出会う人間の範囲は有限だ。そして我々は、自分が出会う人間によって自分の人生が変化させられるのを受け容れるしかない。たった一人の教師の言動で進路が、人事課面接官の気分で一生の仕事が左右されるのが我々人間だ。しかし、それを嘆くことは……。
I never saw a wild thing sorry for himself. A small bird will drop frozen dead from a bough without ever having felt sorry for itself. (D. H. LAWRENCE: SELF-PITY)
( 野生のものは、決して自分自身を哀れんだりしない。たとえ木からおちて凍え死ぬ小鳥でさえ、自分が哀れだと思ったりはしない。)
人間も 「社会」 という名の野生の中で生きている。
◆ プライベートなお問合せ・ご連絡には、ここから e-mail で.
私に息子がいたら必ず読ませるのだが.19の私が 「思考する」 ことで 「自己を律する」 ことを学んだ書.私の人生を決定づけた.
どんな人も、人生の背景は1つ.私の時代の恋愛の背景にあったのはこれ.畏友Kに瞑目する.
映画『最後の誘惑』は、キリストをウィレム・デフォーがやって、あの強靭そうな顎が動物的で違和感とともに納得もできた.『ダ・ヴィンチ・コード』のアイディアは、既に昔からあったものだ.
人類が最も意識を傾けねばならない問題の1つ.
ただし、私がこの映画に興味あるのは、地球外生物探索とか神の存在とかの内容ゆえにではなく、助成金獲得に四苦八苦したり、指導的研究者に成果を横取りされる主人公が自分の場合と実によく重なるからなのだ.
「絶望的な勇気」 を示す映画は数々あるが、これもその1つ.
映画 『リスボン物語』 は観る機会がない人も、これを聴くことでほんの少しは90年代作品の白眉の1つの美しさに接することができるかもしれない.Mよ.
休日のみんな
|
- 2015/05/31(Sun) -
|
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://odjinn.blog69.fc2.com/tb.php/976-4df76a96 |
| メイン |
|