スウェーデン経由の日本外国語学習事情
- 2014/07/07(Mon) -
きょう、たまたま、当地(宮古島)での先輩(「高齢者の知り合い」 の意味)と話したときのことを記す.
すでに、近親には話していることなので、簡潔に.

─── 外国語を話す、っていちばんたいへんだよね


それは違います.話す、のは、読み書きより低レベルの技能なのです.

このへんの高校生でも、アメリカやイギリスに3週間放り込んだら、日常会話なんかすぐできるようになります.
私は、初めてのスウェーデン語でも、行って1か月後にはスウェーデン語で生活していました.

日常生活で使う語彙と構文なんか、たかがしれています.
日本人が会話ができないのは、たとえば、
急に、卓球台の前に立たされて飛んできたボールを打て、と言われるようなものだからです.
私だって、いま、そこのドアからギリシャ人が来てギリシャ語で何か言われたら、急には反応できません.
しかし、1時間も会っていれば、ちゃんと応答できます.
普通の日本人も同じです.
ヨーロッパ人やアメリカ人は、日常で外国人と会い話す機会が普通なので、いつも卓球台の前に立っている状況なのです.



私がスウェーデンの大学に行ったとき、
選抜試験は、自分の研究テーマを英語で論文にして出せ、というものでした.

それで、早稲田から、私一人が選ばれたのです.

そのときのスウェーデンの大学からの手紙に、私の英語のことが誉めてあり、
早稲田大学からも、私は、留学生に普通必要な、TEIC,TOEFLといった試験は不要だ、と言われました.

そして、スウェーデンに行って、留学センターの所長から、
私の英語論文の出来がよかったので、私は、ドイツ人やフランス人の留学生に必須な英語の授業に出る必要はない、
ついては、私の分の予算が余っているから、どうしてほしい、
と尋ねられました.
そして、私は、即座に、「私にスウェーデン語の個人教授をつけてほしい」
と述べたわけです.

通常なら数十人の生徒を相手にスウェーデン語を教える、ノルド語学科の先生が私専用に、
私専用に大教室を週に3,4回使って、私だけの授業をしてくれるようになりました.


─── それは、どれくらいやったの?

8月末に留学し、しばらくして、10,11,12月と、3か月ぐらいでしょうか.
最後は、私の書いたスウェーデン語の論文を先生が添削してくれて個人授業は終わりました.



これから言えることは、日本の受験勉強をガチガチにやっていたから、世界の、
ドイツやフランスの留学生よりもちゃんとした英語が書けた、ということです.

話すのならば、ドイツ人やフランス人に負けるかもしれませんが、
誤りのない英語を書く、ということなら、私は彼らに勝ったのです.

私なんか、たかが、早稲田大学の大学院学生の中で一番英語ができたくらいのものです.
そんなレベルの日本人なら、どこにもたくさんいることでしょう.
それで、世界に通用する英語力なのです.

だから、私は、知り合いの子どもにも、
英語は、学校の勉強をちゃんとやりなさい、会話塾、なんか行かなくていいよ、と言っているのです.


─── 日本の外国語教育も変わるかな



まあ、あと3,40年は無理でしょう.いま、指導している層が消えるまでは.

そのあとなら、私のような考えの指導者、学生が普通になって、日本も、

ヨーロッパ人並みの外国語意識と実力をもっているようになるでしょう.



──────



こんなことも、まだまだ日本で話すと少しは人が耳傾ける.

こんなことが、当たり前の国にならねば、

坂本竜馬も、伊藤博文も、




砂礫の下で嘆いているぞ.








(2012.1.1.記)
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