私は怒っているのか
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- 2010/02/02(Tue) -
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私の記事を読んでくださる人で、愉しいほうの記事をもっと書いてほしい、というお言葉をいただく.
たぶん、私が、大学や企業を批判する文章がお心にさわるのであろう.無論、私も、時とすると、そんなものを書いた自分が正常か、と疑うこともある. しかし、それでもやはり書くのはどうしてか、冷静に考えて考えた. 私は、本当に、自著 『スウェーデン人』 で書いたように、日本の真の 「開国」 はまだなされていない、とおもっているのだ. 私が知り合った、日本のそれなりに地位ある者たちに共通なのは、外国人とまともに、つまり、頭脳と、身体と、精神で、 伍して接することができる、いや、したいとおもう者がほとんどいない、ということから、 私は、日本が本当に世界の、いや、指導的なのはヨーロッパの国々だから、それらの民と同列に話し、行動することができるようにならなければ、 日本の真の 「開国」 はなされていない、と確信しているのだ. だから、私は、そのことを再三書くわけである. そして、たとえば、幕末の坂本や高野、あるいは草莽の志士たちのように、 そして、いつの時代もいる、その時代を変えようとする若者たちのように、 私は、だれもともに語らい、次代の夢を描く仲間はいないにせよ、 独りでも、こんなことじゃだめだろう、日本人よ! と言い続けるわけである. 読者には読み苦しいであることは申し訣ないが、 こう叫ぶことが、私らしいことであるし、 つまり、そう本当に言える数少ない日本人の一人であるし、そして、 そうしながら、そのための行動をとることが私の生きる証なのである. どうか、容赦願いたい. |
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