恨みを知らず
- 2009/10/20(Tue) -
「恨む」 という感情はどうやらニンゲンには、ある種、人気のある感情のようだ.

それが、エンタテインメントの題材によくなったりするから.

しかし、恨む、およびその類の、妬む、そねむ、ひがむ、等は、いずれも、

ニンゲンの頭脳が、「あの存在がなかったら、本来は自分はこうなのに」 と
想像比較するところに端を発する感情ゆえ、

つまり、それが、偏りと限界あるニンゲン的頭脳の産物ゆえ、

相手にすべかざるもの
真正な感情とは呼べないもの
従うべきではない感情、

と、論理的に言えるものだ.


しかし、恨みの感情は他人に訴えかけるし、それに同調することも容易にできる.

それが、真正な感情でないという結論は、なんだか正しくないように思える.

子どもや愛する者が理不尽な扱いをうけて、それに憤り、恨みを晴らす、といういき方は、
それは至極自然で当たり前のことのようにも思える.



それでも、私は、恨みをもつ存在になりたくないと意志する.



自分のテリトリーに執着するヒトによって毒エサを食べさせられて全身麻痺になり、
動けず食べれずに死んでいった子ネコの瞳と、
それを見つめる母ネコのまなざしのほうが、
ネコがいなくなり安堵して笑うヒトの顔よりずっと神々しいから.


この記事のURL | 我が基層 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<捨てはしない | メイン | 微妙>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://odjinn.blog69.fc2.com/tb.php/386-71a0a898
| メイン |