図書
- 2013/07/31(Wed) -
私が東京で週末親みたいなことをしていた娘が現在中2で、

いまの離島の私のところにくる生徒のうちで、「読書したいが本がない」 という女子が中1で、

夏休み用に2人それぞれにいくつか本を選んでやった中に、

プラトンの 『ソクラテスの弁明』 の文庫本も入れた.


私がそれを読んだのは高校を出てからで、

それからプラトンをあれこれ読み、

受験生時代は英訳で読み、大学でドイツ語を学んで買ったレクラム版は暗記し、

古典ギリシャ語を勉強したときも最初に読んだ思い出深い図書だ.

つまり、外国語勉強に、私は、ヘッセとともにこの図書を常用していたわけだ.



プラトンもソクラテスも、はるか昔々の、異なる文化の、異なる人種の、異なる言語の人間で、


その精神を、現代の私も、また、中学生もこのように接することができるというのは、


「図書」 というものの存在のおかげ、

彼らの精神を尊いものと考え伝承してきた悠久の人々の連鎖のおかげ、

そして、外国語間相互の研究者のおかげ、
また、その末裔たる研究者や翻訳者のおかげでもある.


ニンゲンの文化も、そうそう愚かなものばかりでもないのだった.

s



(本年8.16.記・改)

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