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日本在住外国人の教養
- 2009/09/08(Tue) -
私は、外国人には厳しい、   と思われているが、それは違う.

日本人に対するように、外国人にも、それは迷惑だからやめてくれ、とはっきり言うだけのことだ.



スウェーデンに移住する外国人には、経済的裏づけと、スウェーデンで有為たり得るかの審査がある.

要するに、自力で稼げて、スウェーデン社会に貢献するような外国人しか国民番号を与えない、ということだ.

自国で食い詰めた者、スウェーデン社会に依存しようとする者は住まわせない、ということだ.



一方、日本は、外国人には寛大だ.スウェーデンが設けているようなハードルは一切ない.

また、日本人は、外国人に対して一様に腰が引けている.

外国人だと、多少無茶をしても、まあまあ、ということで笑顔で許してもらえる.

こんな国も世界では珍しい.これも、島国根性と、印欧語ができない国民の弱点なのか.

いや、同じ非印欧語民族の中国や韓国も日本のようだとは信じ難い.

とすれば、日本人のかような弱者ぶりはどう説明するのだろう・・・



いつだったか、ある施設で、黒人が列に割り込んできた.

日本人たちはみな笑顔で 「どうぞどうぞ」 と彼を列の中途に入れていた.

その黒人も、愛想よい笑顔と尊大さがまざった態度で日本人に接していた.

そこで、私が、最初は日本語で、次に、仕方なく彼の言語の英語で、後ろに並べ、秩序を守れ、と注意した.

すると、彼の、押しつけがましい friendliness をたたえた目元が豹変して、

それまでの流暢な日本語は消え、英語の悪意に満ちた言辞で侮蔑的に私を罵り、突き飛ばした.

私は立ち上がり、ゆっくりと諭すように彼に再度注意したが、さらに彼は私を押し倒そうとするので、

私は、その会場の責任者のところに歩いていき、暴力をふるわれたので警察に電話したい、と静かに告げた.

主催者は体裁上拒否したが、一人が傍若無人な暴漢と化している以上、放置するのはよくない.

警察が来ると、彼は、急にうろたえわめき出した.たぶん、滞在ビザでも切れていたのだろう.




*  *  *  *  *




私がスウェーデン語を教えた生徒が、スウェーデンに留学のため地域のロータリークラブで面接を受けた.

面接官は、たまたまその地域の専門学校に 「留学?」 していたスウェーデン人の若者だった.

面接で、私の生徒が、専攻の哲学の話とか、ヨーロッパの歴史的伝統などについてしゃべっても、

当のスウェーデン人 「面接官」 の若者は、なにも 「わからない」 と答えたそうだ.

そして、唯一のスウェーデン留学志望だった私の生徒は選考から落ちた.

私の生徒が国立の4年制大学卒なのに対して、面接官は 「専門学校生」 である.

しかも、スウェーデンでの学歴は不明、ときた.




日本は果たして世界の先端グループに肩を並べているのか.

あまりに愚かすぎる外国人への対応は、

すべて外国語ができないことに帰結させてよいのか.


私は、いま、勉強を教える場所を島の子どもに提供しているが、

勉強などよりも、子どもの視野を広げること、ただ、それだけが私の目的だ.



ap


(09.7.14.記)

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