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偏りを離れ
- 2009/09/06(Sun) -
(本記事前半は、は2006年12月12日、東京・大森・山王居住時代に書かれた.)

朝5時台のニュースで耳に残るのは 「朝いちめざニューヨーク」 だとか 「I love ニューヨーク」 だとかいうタイトルで、そんなタイトルがなくても、海外ニュース3つが今朝は全部アメリカに関するものだったりする局もある。

なんで、アメリカのニュースばかりなんだろう。とても違和感がある。というより、偏った世界観を刷り込まれているようで、頭が悪くなりそうだ。

スウェーデンでは、アメリカも、アフリカや中央アジアの国々も同じ比重だった。

私がいたのは北欧で一番古い大学だったが、就職でアメリカに行きたい、と言った友人はいなかった。イギリスか、中央ヨーロッパへの南下が優秀な学生の目指す地点だった。

アメリカには、尊ぶべき文化伝統がない、というのは、公然と語られる認識だった。彼らが尊重するのは、ヨーロッパのギリシャ・ローマ以来の文化伝統、ひいては、中近東、インドおよび東南アジアの宗教文化、そして中国の諸子百家の思想など、人類にとって普遍的価値をもつ文化なのである。その中にはアメリカははいっていない。日本もまた。


スウェーデンの考えが全く正しいとは思わないが、いずれにせよ、日本の報道機関の活動は明かに偏狭だ。世界には、もっと重大なニュース、もっとおもしろいニュースがたくさんあるのに、もったいニャイ。つまらニャイ。

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その後、私はテレビを持たない生活に再びはいった。インターネットにはつながっていても、ニュースもそう見ないし、世界のどこかで戦争でも起これば注意して報道をきこうと思うが、先日の皆既日食も、宇宙・自然界の神秘はいたるところにあるのに、なぜ日食があれほど騒がれたのかいまだにわからない。

私たちはさまざまな情報・報道に幾層にも取り巻かれているので、私たちの思考もまたその影響を受けうる。

どの情報を取捨選択するかは個人の自由意志に任されているとはいえ、もともと情報ソース全体がある傾向に偏っている国情では、個人が正常でいるためには、まず、よくよく自分の周囲の雑音を消してみる必要があるだろう。

ソクラテスやシッダールタが何千年も前に説いたように、人間の無知の溝は本人の知らぬところで深いものなのである。


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