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性意識 = 肉体観
- 2009/08/24(Mon) -
日本ではかつて 「銭湯」 が社交場だった、とはよく言われる.
スウェーデンでそのような人々の日用の 「社交場」 があるとすれば、
それは、スポーツジム、だろう。


◆◇◆◇◆


スウェーデンで、授業が終わって夕方トレーニングジムに行くと
(ウエイトトレーニングは日本にいたときつきあっていたアメリカ娘に仕込まれた)
そこは、学校に続く、「若者の集合場所」 になっている.
昼間のジムは、また、「老人たちの集合場所」 でもある.
だから私は、お年寄りとスウェーデン語を話したくなると昼間のジムに行ったものだ.


☆ ★ ☆ ★ ☆


日本人のトレーニングジム通いは、多分にスタイル保持、という目的が占めていよう.

しかし、スウェーデンでは、老人のそれからもわかるように、積極的な 「身体機能維持向上 」 、
すなわち、日々、よりよく活動的に動ける身体を保つために若者も老人もジムに通うのである.


もちろん、スウェーデン人にも、腹の出た中年男はいるし、恰幅の良いスウェーデン人女性も多い.
しかし、スウェーデン人は、共通して、肉体を活動的に使用することに価値を認める国民だと言える.



スウェーデン人の肉体への見方は明るく、開放的で、自然科学的知識に基づき知性的だ.

年間半分は雪と氷に覆われた道を自転車で通学する大学生にとって、
「華奢」 とか 「華美」 な肉体には美徳はなく、「剛健」 な肉体こそが尊ばれる風潮がある.


またその一方で、スウェーデン人は、合成保存料などの食品添加物使用に注意をはらう.
大学での学生の昼食は、バナナとリンゴと水、ということも多い.
自前のサンドイッチも、自分でスライスしたチーズとレタスとハム、で上等だ.


☆ ★ ☆ ★ ☆


このように、肉体には有用性と強さを求め、
アルコールもふだんは飲まず、水とパンで活動的に動き回ることを尊ぶ国民は、
その肉体機能の1つである 「性」 に関しても、
肉体の abuse には関心なく、それを享楽したり、商売の具にすることにも意味を感じない.



スウェーデン人の大学生には泊まりがけで会いに来るパートナーがいることが多いが、
しかし、その交際のありかたは、知性のあるヒト科の生物のそれで、自然でゆがみがない.
老人たちも、鍛えているのは、自分の脚で歩く程度が目的ではない.パートナーを終生愛するためでもある.



日本人の若者があのように知的で健康な性を具有するには、

日本の老人があのように達者に生活のあらゆる局面を保持しながら生きるには、

また、日本のセックス産業がスウェーデンでのように衰微する日は、


・・・・・・私が生きている間は、果たして、見ることができまいか.


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