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ふるさと
- 2010/01/01(Fri) -
私は神奈川県横浜市の出身である.

しかし、19で独立生計を営むようになってからは、横浜に帰省したのは両手の数ほどもない.


家族、は、言うまでもなく血の繋がりあるものたちだが、


私は、人生で、家族に劣らぬ絆をもった 「血の繋がりのないものたち」、すなわち、


昔の恋人たちや、そのうちのふたりの子ども(私の、ではなく)二名の、つまり、



私が愛したものたちの存在が、


私自身の人生と同じくらいにそれぞれ重く尊いので、

血縁、ということだけでは、私は自分を取り巻く人々に優先度をみとめない.


血縁者ほど、かえって、残酷だったりすることもある.




そんな私も、二度と戻らないつもりでスウェーデン留学に旅立った直前に、


横浜の港の見える丘公園から中華街へ、当時、食事をともにする程度にはたくさんいた女友達の1人と出かけたのだから、やっぱり、私にも、ふるさとへのおもいは深くあったのかもしれない.




しかし、その後、ウプサラで、

あるいは、帰国して一時滞在した仙台で、

そして、十年ぶりくらいに、学生としてではなく住んだ東京で、

私にはまたさまざまなことがあったので、それらの場所もまたふるさとに劣らぬ重さと尊さをもつにいたった.無論、いま住んでいる宮古島もまた、そのような場所になっていることは確実である.




尊いもの、
それは、人生にいくつもある.
そう生きさせよ.


m
 (筆者2007年夏撮影) 


〈付記〉 近頃、原語にあった発音ということでさまざまな人や、最近出版されたスウェーデン関係の図書では、Uppsala を 「ウップサーラ」 と表記する事例が増えてきている。確かに、Uppsala大学でスウェーデン語を学んだ私は、Uppsalaという単語だけを発音した教師の口元と音を正確にいまも覚えている。促音も長音もあるといえばあったが、それは、「ウップ」 と 「サーラ」 と言うことの前者は三分の一くらい、後者は半分くらいの促音と長音だった。しかし、それも、Uppsala universitetと言うときには、促音も長音も消えてしまう。i Uppsalaと言うときは、前の促音がほとんどなくなる。だから、「ウップサーラ」 は正しくはない。
田中美知太郎先生は 「ソクラテス」 と表記し、「ソークラテース」 とは書かれなかった。原語と違う発音は困りものだが、なんでもかんでも拡大鏡で見るように撥ねたり延ばしたりする片仮名表記もまた衒学者ぶっていて見苦しい。ゆえに、私は、いつまでも 「ウプサラ」 と書く。

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