スウェーデン人とつきあうために
- 2013/08/23(Fri) -
ずっと以前、私のこの画面の左から私宛にメールが送られてきて、「知人のスウェーデン人男性と親密になりたいがどうアプローチすればよいのか」 という趣旨の質問をされた。
具体性がないので返信できなかったが、一般的なことであれば、ここで最低限のことを述べておこうとおもう。


私が知るスウェーデン人は、主にウプサラ大学の教員とその学生たち(多くはドクトランド)なので、その点で偏りがあることをご容赦願いたい。



1.時間厳守
時間にルーズなのは相手に好印象を与えない。「厳守」 とは、1分もたがえない、ということである。



2.相手を尊ぶ
「イケメン」 などという言葉がある日本では、相手の外見でつきあいを望む男女が多いだろうが、
スウェーデン人は、相手を知り、その内面を自分が十分に尊敬し
たいせつにできるまでは親密なつきあいは始まらない。
そのステップを跳び越そうとすると警戒される。



3.対等
学生はみな、日本的な 「男が女におごる」 という観念をもっていず、むしろ、それを滑稽なものと考える。
男女は対等、お金は貴重なもの。



4.コンドーム
科学的知識の豊富な彼らは、HIV感染についても成熟した認識をもっている。



5.静かな時間
スウェーデン人は相対的に、人の多い場所にいっても、周囲の迷惑になるような騒音を出すことも、その圏内にいるのも好まない。他人とはある程度の距離をとって自分の空間をもつことを好む。



6.真摯な話題
話題には、低劣なジョークや人を笑わせるネタ話は不要。
そのような内容でスウェーデン人はあなたと話すのをおもしろい、とは思わない。
自分の生活のたいせつな問題をどのように考えているかを話すことで、
誠実に生きていることを示すほうがよい。



7.スウェーデン語
スウェーデン人はマーケットのレジ打ちのおばさんでも英語を流暢に話せるが、
相手とその家族と親しくなりたければ、スウェーデン語を話すほうがよい。
子どもや老人は英語を話さない。
また、スウェーデン人は自国語に誇りをもっている。



8.質素
アルコールが高額で、酔うことにも厳しい目をもつスウェーデン人も、遊ぶときは夜を忘れて遊び飲む。
しかし一方、金銭が有限で、責任をもって使用するべきこともわきまえている国民である。
金を湯水のように蕩尽することは彼らの倫理に沿わない。



9.いのちを尊ぶ
日本人の子どもがアクションヒーローの真似をしても幼稚園の先生は制止する国の人間である。
パートナーを肉体的に苦しめることは許されない。
あらゆる意味で暴力は嫌悪される。
それは、言葉によるものでも同様。



10.争わない
スウェーデン人は他者との紛争を好まない。
また、いわゆる金切り声を上げての怒鳴り合いをアメリカ人のようには行わない。
静かな声で、おだやかに語りかけることで話し合いをもつべきである。



〈どれもこれらは、私の経験、私が私の周囲にいた人々とのつきあいで学んだことですので、人により個人差があることはどうかご了解ください。しかし、ここに挙げたことは、どれも人として当たり前のことではありませんか?〉



s



(2009.3.9.記)

この記事のURL | スウェーデンという国 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<日本人の性意識 | メイン | 死の態様と心意気>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://odjinn.blog69.fc2.com/tb.php/239-4302d3d9
| メイン |