自殺とスウェーデン人
- 2008/08/29(Fri) -
スウェーデンでは自殺が多い、と言われている。

それは、スウェーデン人であるイリス=ヘルリッツによる 『スウェーデン人』 でも明言されている。



ヘルリッツによれば、スウェーデン人の自殺は、自分で自分の身を処すことができなくなった時に行われるもののようだ。

日本や、さらに、アフリカや中近東、南アメリカの国々では、家族・親族が個人を守ることが当たり前なのではないだろうか。

それに対して、スウェーデンでは、学生さえ、親のスネをかじる者は希少だから、社会人になって、自分の生活が成り行かない者は、相当な挫折感を味わうことになるらしい。

スウェーデンにおいては、個人を守るのは国家で、国家の保護を受けるには、個人が国家にしかるべき義務を果たさなければならない。

ゆえに、高福祉国家において、かくも自殺率が高くなる、ということのようだ。


日本の自殺はどのようなときに行われるのだろう。私の周囲にも、自ら死を選んだ者が数人いる。彼らには、彼らを尊ぶ家族がいた。しかしそれでも死を選んだのは、自殺の理由は、そう明確で総体的なものではないのかもしれない。


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