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手塚治虫
- 2015/11/03(Tue) -
きょうは、手塚治虫の誕生日だそうだ.ラジオで言っていた.




私の小学校六年生の夏休みの絵日記の最後のページは、鉄腕アトムが例のポーズで飛んでいる絵で

「自分は将来、漫画家になる」

という趣旨の文章だった.

それを、後日、父親に見られ、手ひどく叱責され、その考えは絶対に許さん、と明言され、親の資力で生きていた青春時代にその、人生最初の夢は押し殺すしかなくなった.


当時は、まだ、手塚治虫の活動時期で、まだ、ブラックジャックも描いていなかったころなので、父親の心配は過暴とは言えないだろう.現代なら、手塚治虫を否定する親はいまい.




後年、大学受験ころになって、父親は私に、銀行員になれ、と言ったが、無論、大学受験生でありながら、馬琴の弓張月を暗記するまで愛読していたり、生物の勉強と称して、ダーウィンの ビーグル号航海記を原書で読んでいたような18才だから、もはや、父親の言葉は、聞いたあと数秒で私の精神から消えた.



当時、私の親戚には理数科の研究者が多く、受験生の私に、相対性理論の解説書を買ってくれたりし、
また、


この夏、弟の葬儀で実家に戻った時に小学5,6年の担任の先生に40数年ぶりにお会いした時に、

「あんたは、数学の道に進むとおもっていたのに」

と言われ、

こうしたことも、
親の言葉も、

すべて



若い人には、



未来を決定づけるほどの影響力をもつことを、

当時はわからぬものの、





20代後半30代になったころにわかるようになった.







げに、




人の人生を決めるのは、






年長者の言、


なのである.






だから、



教師に限らず、




若者に接する年長者は、









優れた言葉を吐かねばならない責務があるのである.











・・・・・・・いや、こんなことをいまさら気づいてもなんにもならんが、


手塚の 『アリと巨人』 を小学生の私に買ってくれた母親への感謝に、ここにいまのおもいを書いておく.




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