ラッキーライト
- 2013/12/31(Tue) -
よく漫画などで、よい思いつきや運良いことがあると頭の上にライトが灯る絵がある。



あのラッキーライトは実在する。




我が家の小型四足毛物たちは、



飲もうとした風呂場の水がおもいもかけず白湯であったり、




冷たい魚だとおもって口にしたらほどよくさめた蒸し鶏であったりしたときは、




確かに頭の上にラッキーライトを灯す。






年の瀬だから、少し彼女彼らにライトを部屋に灯してもらおう。




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おそらく、いまの、ウプサラ
- 2013/12/26(Thu) -
私がいたころ、単身用学生寮、いわゆる 「コリドー」 からは、スウェーデン人学生は無論、ヨーロッパ及び北アメリカの学生は帰省で姿を消し、残るのはアジアと南アメリカの学生だけになる。私のいたコリドーも、私だけになったものである。

隣室のニーナからは彼女のハツカネズミの世話を任され、私は、自分の猫と、女子の部屋のネズミの世話と、あとは、窓辺の植物の水やりをするほか、ジムに行ってバーベルを挙げるか、閑散としたマーケットで頭を空っぽにして買い物をするぐらいしかする気がおきなかったものである。新宿の大学にいたころも、新年やお盆に横浜にさえ帰省しなかった私は、閑散とした早稲田通りを愉しんだものだが、



ウプサラのこの時期は、昼は銀色の雪と氷の野原と灰白色の空、そして夜になると漆黒の闇と静かに光る氷雪とだけになる。



このころの挨拶は、「クリスマスおめでとう、新年おめでとう」 とスウェーデン語で交わすことになる。日本では、いま、まだ12月が1週間ぐらい残っているときに新年のことはあえて言わないが、スウェーデンでは、クリスマスと新年はセットなのだ。


新年というのは、自然のサイクルのようで、かたや、クリスマスは人間の文化だから、両者は併存して用いられるのか、などとおもっていたが、よく考えたら、新年も人間のつくった決まりで、猫は新年を祝いはしない。猫に刺身などを買い与えて一緒に祝わせるニンゲンがいるばかりである。



いまの私は、きょうから、島の中学三年生に昼から深夜まで高校受験のための冬期講習を開始することになる。あと2週間くらいは、クルマで30分ぐらいの場所に毎日出かけて10時間くらいは戻らない。


猫には、7年近くここに住んで初めて 「猫タワー」 なるものを買い与えた。


こんなもんでがまんしていてくれたまえ。





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離島の小学生とともに師走
- 2013/12/21(Sat) -
      ━ 家庭学習帳の日記に、「きょう塾の先生に2桁かける2桁の掛け算を教わった」 って書くね.




      ━ 私は先生じゃないし、ここは塾じゃないから、「となりのおじさん」 に教わった、って書きな.




      ━ だって、ここは、本もあるし机もあるから塾みたいだよ.公○もこんなだった. こんなに広くないけど.




      ━ でも、私は 「先生」 じゃないからね. 「近所のおじさん」 にしなさい.



      ━ じゃあ、「ジン先生」 にする!




      ━ う・・・む、しょうがないね. それでもいいよ. どうせ、校長先生も私を知っているからね.




      ━ なんで?!




      ━ ・・・・・・ あそこにある絵本をあげたからね. 



      ━ ふぅん・・・ じゃあ、そうするね! あ、そうだ! 冬休みになったら、猫を連れてきてよ!




猫は、子どもが嫌いなんだが・・・・・・




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翻訳家魂
- 2013/12/16(Mon) -
スウェーデン人の先生から帰国時にいくつかのスウェーデン語の絵本をいただいた.





スウェーデン人のスウェーデン語の先生が、日本で出して日本人に知ってもらいたいスウェーデン的な絵本の数々とのことであった.




帰国してみたら、そのいくつかが私の一世代前の翻訳家によって出されていた.




私がなぜシリーズ全作を出していないかが不思議で翻訳されていない作品をスウェーデンの版元から翻訳することでいただいて読んでみたら、おそらく、辞書を中心に主に国内で勉強した研究者たちには翻訳の困難な口語表現がある作品たちであった.それらは、スウェーデン人の自分の知友たちがそう発声した光景を実際に知っている者でなければ適切な日本語を思いつかない.




無論、翻訳家なら、それも訳して、母国民に公にしなければならない.







天職、とは、そのように、自分以外の他者にはできはしない、と覚知したものを敢えて行うことをいうのか. 
あるいは、後代の、自分以上の者が出てくることに託すか. . . .








あ


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おなじ
- 2013/12/16(Mon) -
小学低学年の女子とはいえ、




食べ物とおしゃべりに余念がないのは昔知った研究室や職場で見た光景と同じである.




このあと、かくれんぼ、歌うたい、にまで発展するところも、同じといえばおなじか.




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そんな最若手の女子が熱狂しているところに中学生の男子が来たりすると、




ふだん私の前でかしこまっている中学生の間で、



─ 小学生はマジうるせぇぞ



といったような会話がそっとささやかれる.






すると、ある年長の生徒が私に尋ねる.




─ ジン先生、(私はなぜかこう呼ばれている.たぶん、先に生まれたヒト、という意味だとおもう) 猫もここにつれてきたらどうですか.






私は、むろん、騒々しい小学生におびえるから連れてこない、と答える.







しかし、もし猫をここでも遊ばせるとしたら、猫がゆったりできないから小学生には騒がないようしっかり申し付ける、と答えたら、




─ 猫の地位たっかい!



と驚いていた. 





当然の理というものである.



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御返し
- 2013/12/16(Mon) -
私はいまは場所を借りているが、たまに勉強を教えてくれと島の子どもが家に来る.






子どもがトイレに行ったりジュースを買いに行ったりしたすきに、よく文具がなくなるらしい.





消しゴムなどは私のを貸してやり、そのままあげると丁寧にお礼を言われる.





いやいや、





実は犯人は身内とわかっているのだから、もらったもののお返しをするのがこちらの礼儀というものである.




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基本
- 2013/12/10(Tue) -
あたりまえのことだが、









私は、人生で、









いつも正しく努力して、嘘をつかずに何人かの人々に評価されてきた.









それが、高齢者に片足つっこんだ私が胸はっていまも言動できる理由だ.









嘘をついて、









後ろ向きに舌を出して、裏表ある言動で、なお周囲に愛されている若者がたくさんいる.









私が若いころから壮年期を過ごした時に出会った同僚たちもそうだった.









だから、いまの日本人は、弱力なのである.









本質で世界と勝負できないから.









自分が欺くことができる人間関係でしか生きられないうえに、そんな微小な世界でも個の人生は裕福に生きられるからますます度し難い者たちが増長しているのがいまの日本の上層部たちなのだ.









真の勇者たちよ、きみらがもっと増えて、









日本をよりよく導いていってくれたまえ.





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天職
- 2013/12/05(Thu) -
一ヶ月前


私は


島でじじいになってもしていようとおもっていた肉体労働の職を辞めて、


私設図書館をつくるために奔走し始めた。


私の人生の盛り、青年壮年期は、内外の図書館や研究室で印欧語の古典を読み解くことに費やされた。




日本の大学の足の引っ張りあいと盗人根性に愛想つかして学問から離れた仕事をしてきたが


やっぱり、


自分がいちばんエネルギーを放出したことしか、齡重ねるとできなく、また、死んでもしたくなるらしい。


前職を辞めたとき、信頼していた社長から、自分の天職と思える仕事をせよ、とのことばをいただいた。



ならば、先に進むしかない。
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