威を借る
- 2008/03/22(Sat) -
「虎の威を借る狐」 という言葉がある。

一方で、「能ある鷹は爪を隠す」 という言葉もある。

「威を借る」 者は、日本で、これまでの人生で実によくみかけた。

自分の先人が築いた伝統の上にいるからこそ自分があるのに、その先人の業績を否定し、自分の代になってここはよくなったと吹聴しているのを島民に許されている下記のNPO団体の八重山の島の所長代理、
自分が作ったわけでもないのに、自分の名前が 「編集人」 にあるからと、自分の書籍、と胸を張る会社役員、
などに示されるように、団体組織に属していて自惚れの強い者たちは、たいてい、威を借りながら、それを自覚できないものなのだろう。
威を借る、と、気分よいからなぁ。

一方で、本当は実力あるのに、必要以上にへりくだる人もいる。
そのような人は、その人の真価を理解できない者たちにないがしろにされ、冷笑されることもある。
そういった人も私はこれまでの人生で見てきたが、
そのような人は、周囲の冷視線などは超越しているので、本人は悠々としていて、
一方で、そのような人の価値を知らない者たちも、自分が理解できない者を排斥して安心している。
どっちも幸福なのだが、ただ、どっちが愚かかは、明白だ。

本当に実力があって、悠然としている人も、わたしはたくさん見てきた。


私は、自分の真価はいまようやくわかってきたが、それは、まあ当たり前の程度で、

それより安堵できることは、愚かな者への境界線を踏み越えない程度の智恵がついたことだ。


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