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札幌市・車椅子転倒死亡が示すもの ― 空間意識の欠落部分
- 2006/12/22(Fri) -
車椅子でエレベーターを出て方向転換しようとバックしたら 「段差」 があって後方転倒、頭部を打って死亡した.

映像を見れば、「段差」 ではない.2段の小さな階段様のものだ.



私自身の確かな経験として、スウェーデンから帰国して、私は至るところであると思った足元がなくて足首や腰を痛め、微妙な出っ張りにつまずいて靴を傷つけた.


日本は、たぶん、地理的要請からか、あるいは 「籠もる」 のが好きな民族だからか、ヨーロッパと比べて、建物や部屋が小さい.「1.5部屋」 分の空間があったら、ヨーロッパだったら、「広めの1部屋」 か 「1部屋で周囲に広い空間」 を作るところを、日本は 「詰めて2部屋」 作ろうとする.

それを、日本的 「知恵」 と呼ぶかは人の自由だ.

しかし、その結果、 「通路」 は余剰空間的意識しか持たれず、「部屋」 と 「部屋」 をつなぐための部分としか考えられないので、段をつけようがどうしようが問題ないと思われてきた.

ヨーロッパでは、移動通路そのものも 「人が存在する場所」 と意識されている.


だから、冬場の一般舗道の整備もきちんと行われる.日本では、田舎の田畑森林をつぶして道を作るほうに金が回り、人が日々歩く場所にはお金をかけない.


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ヨウスコウカワイルカ絶滅
- 2006/12/15(Fri) -
中国・長江の調査団は、淡水イルカのヨウスコウカワイルカが実質的に絶滅したことを発表した.原因は長江の水質汚染だという.


中国は、いま、どの国よりも急激に成長している.いや、国、というより、その国を土台にしている人間の経済が.




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にかほ市六地蔵破壊
- 2006/12/13(Wed) -
旧象潟市の文化財だった六地蔵を工事現場担当者が破壊し、その後どうなったかとわからない、という。

こういうところが、伝統文化を重んじるヨーロッパ人から、日本人は未熟未開な人種だと思われるゆえんなのだ。


海外の文化財にまで落書きする日本人たち。


どうにかならんのか。この民族の公徳心は。


きっとこういうところが向上すると 「美しい国」 になるんだろう。


とても、安倍総理の存命中には無理だろうが、のちの世代には、ぜひ目指してほしい。


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母親の知恵
- 2006/12/11(Mon) -
電車やバスの中での、

若いお母さんの立ち居振る舞いや

乳母車の仕様の工夫に

いつも感心する.

私にはおよびもつかぬ知恵.

人間の最も美しい知恵の1つだ.


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いまわかる ― 怒れない気持ち
- 2006/12/07(Thu) -
私は、自分とは血のつながらない子ども(現在、小五・女児)と週末すごすことがある.

彼女は、ふだん食べられないものを食べ、したいことを私とする.

それでも、私は、先の世代の者として、社会的によくないと思われる彼女の行為には厳しく叱る.


スウェーデンで、私は、人前で子どもを怒鳴り叱るおとなを見たことがなかった.

その気持ちを私が真似ることも、できる状況でもないとはおもうが、叱る自分の感情をおもって覚醒した.





昔の恋人たちといたときと同じように、自分もこの時を相手といて愉しもう、と思っているから、相手が気に入らないことをすると感情が害されるのだ、と気づいた.



他人の子どもで、今後の未来を担う若い世代の一人を世話し守り、やすらかな気持ちにしてやることのために自分がいる、と思ったら、注意するにも語気が荒くならない自分がいた.




昔の恋人たちにもそうしてやればよかったといまおもうが、それはもうおそい.

ゆるせ.


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四男大事な石原慎太郎も所詮は凡夫
- 2006/12/06(Wed) -
私は、彼を果断で有用な政治家だとおもっていたが、今回の石原家の四男に対する発言を聞くと、見苦しく、彼は年長者であるが、愚かな人間だとしみじみおもう。


そんなに有用な四男なら、別の人が登用するだろう。あなただけは、自分の息子を登用してはならない。それが、職場倫理というものだ。


ヨーロッパの国に学んでほしい。


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安倍自民総裁記事におもう
- 2006/12/04(Mon) -
*本記事は管理者の別ブログ(休止済)において本年9月21日に書かれたものである。


彼は、「美しい国」 にする、と公言している。それが、「何のことかわからん」 という政治評論家もいる。

しかし、私は、なんとなくわかる気がするのだ。




双方向ドアで、こちらが開けるとむこうから隙間を先に入ってくる日本人。

歩けばぶつかり、人の足をことさらに踏もうとする日本人。

電車の中刷りに性を道具にしている記事が公然と掲げられる日本。

幼児・子どもを虐待する報道が連日なされる日本。



これらは、いずれも、格差社会による個人の歪みだったり、正しい教育がなされなかった結果の現象なのだ。 

だから、安倍新総裁の 「美しい国」 発言は、私には、「格差社会をなくして真に心安らかな国」 「正しい教育をして人を愛せる人間が育つ国」 をつくります、と言っているのと同じに聞こえるのだ。



私はスウェーデンにいたから、外国というとその国を引き合いにだすが、盲目的なスウェーデン礼拝者ではない。

しかし、あの国では、学生はみな等しく就学補助金をもらって親のスネをかじる学生はいないから、「もっているお金は有限でみな対等条件」 で勉強できる、という意識がある。お金がないために優れた頭脳が埋もれることがないように社会ができている。

正しい性教育をして健全な異性への意識が醸成される環境があの国にはある。



無論、日本が、アルコールやタバコなどの値段をいまの3倍にするなどして消費税を上げ、あの国と同じ福祉制度を導入したとしても、日本はあの国のようにはなりはしない。


単なる制度の底には、あの国民が親から子へと受け継いできた社会観・自然観・人間観が流れているのだ。日本人が日本人のためのそうしたモラルを身につけるには、まだまだ数世代かかるだろう。



それゆえ、安倍氏も、理想達成には、死ぬまで 「美しい国をつくろう」 と叫び続けて、次世代にバトンを渡さなければならないことになる。


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分単位の時間厳守は当然の他者配慮
- 2006/12/04(Mon) -
スウェーデンで私は 「時間厳守」 がどんなものかを学んだ.

それは、人間関係を窮屈にするのとは逆で、「真にゆったりとした安心感」 をもたらす秘訣なのである.

なぜなら、「その時間には確実に予期されていることが起こる」 という安心が保障されるからだ.

タクシーを呼べば、時間どおりにビルの前に止まる. 空港行きのバスに間に合うかと心配する必要はない.

通学バスさえ、時間通りにくる. バス停のイライラは、スウェーデンにはない.

吹雪の朝、一緒に通学する約束をした友人も、曲がり角にぴったりの時間にくる.来てくれないと、待たされるほうは凍えてしまう.つまり、「待つ」 というより、約束の地点で 「出会う」 という感覚である.

互いに 「時間厳守」 ならば、本来、「待つ」 行為は発生しないのだ.双方同時にその場所に行くのだから.それを私はスウェーデンでは、先生と、友人と、当たり前のように体験した.1分前にはいない相手が、ちょうどの時間には現れるのだから.


日本では、会社の会議時間になってからみな会議室へと腰を上げる.

私は仕事でよその会社事務所に訪ねるときは、早めにその建物を確認してからお茶を飲むなどして、時間ぴったりにベルを押す.

そんな私が、時間約束に大雑把な知人に、時間約束をカンタンに無視しないでもらいたい、と苦情を言ったら、「我々の関係は仕事じゃないんだから」 と、逆に憤慨された.

「仕事」 という強制がないと時間に従えないのか.それでは、「時間厳守」 は、さぞやその人には窮屈で慌ただしいものだろう.


わかっていないのだ. 「時間への几帳面さがもたらしてくれるおおらかな余裕」 の気持ちよさと安全を. 


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死を悲しむなかれ
- 2006/12/04(Mon) -
     一緒にいる少女が誕生日に釣った鯉の稚魚が死んだ.

    死を悲しむことはない、と教えている. 生は長さではない、

    きみが死んだものを記憶してやればそれでよい、と.



    放課後、今度は学童でトカゲをつかまえてきた.



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人生は単にして簡
- 2006/12/04(Mon) -
私が男だから思うのだろうが、

好きなコートも1つあればよい

好きな机も1つあればよい

好きな鞄も1つあればよい

好きなTシャツも1種類あればよい。

コンピュータや靴や万年筆や恋人は

いくつか代を重ねるだろうが、

これ1つだけあればよいものは

身の回りにかなりある。

だから、人生は単純で、一気に済ませてよいとおもうのだ。



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人類の未来への希望
- 2006/12/04(Mon) -
私の通勤途上のバスから母親と降りた幼稚園児が、それを見ていた私に向かって手をふった.

じっと見ている私に、ややガニまたの半ズボンの細い足と丸い帽子をかぶった頭とで、アマガエルのように見えるその子どもは、無表情な私ににこにこして手を振り続けた.バスが行き過ぎるまで.

あのような無心な魂を見ると、人類の未来に明るい希望が持てる気がする.


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それほどまでに我が身大事か
- 2006/12/04(Mon) -
学校いじめ自殺の話題を知り合いの小学校教師にメールで 「教育委員会はどうなってるんだ」 と書いたら、その相手は、事件とは全く関係ない県の人間であるにもかかわらず、教師・教育委員会への市民的不満には一切ふれない返信をよこした。

あたかも、どこであれ教育委員会への自分のコメントが残るのを恐れるがごとき、違和感ある返信だった。


かくも、我が身を安全に保つことを最優先し、正邪を弁ずることを避ける教師ばかりなのが現状なのか。


そうでないと信じたい。


子どもこそが未来への希望なのだから。


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広島ドッグタウンほか
- 2006/12/04(Mon) -
衰弱した犬が500頭以上発見された.人間たちは泥試合をしているが、おもいやるべきは犬たちのことだ.


北海道に100頭以上の犬を飼育している女性がいるという.彼女はこれからは近隣住民の非難のない土地を求めてテント生活をするという.


児玉 小枝氏の 『どうぶつたちへのレクイエム』.


動物たちは、この地上に生きるものとして、私たちとなんら違いはない.


スウェーデンは、日本よりも動物と共棲している人がきわめて多かった.あれも、あの国の精神を表す一面だ.まあ、国土が広いこともあるのだが.



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